「拉致問題に関する中学生サミット」を開催しました。

 8月9日(金)、若年層に対する拉致問題の広報・啓発を強化する取組の一環として、東京の浅草橋ヒューリックホールにおいて、「拉致問題に関する中学生サミット」を開催しました。

 当日は、全国の都道府県及び政令指定都市教育委員会から推薦された67名の中学生が東京に集まり、拉致問題について学び、拉致問題を同世代、家族、地域の人に自分事として考えてもらうためにはどうしたらよいか、グループ協議、全体交流などの活動を通して議論を行いました。

 本サミットでは、冒頭、林芳正 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣からの開会の挨拶に続き、横田拓也 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表から講話をいただきました。

 
 続いて、メッセージを効果的に伝えるためのCM作成方法等に関するガイダンスを受けた後、17グループに分かれてグループ協議を行いました。グループ協議では、設定したターゲットに対してどのようなメッセージが効果的かについて議論し、CMの絵コンテを作成しました。全体発表では、絵コンテに基づいたCM劇を発表し、拉致問題への理解を深めました。
 
 今後、参加した中学生が、自ら拉致問題を主体的に考え、拉致問題の啓発に係る取組を支えるリーダーになるとともに、全国各地での多様な取組が一層促進されることが期待されます。
 
 また、拉致問題対策本部事務局では、本サミットで中学生が考えたアイデアを活用し、後日、広報動画を作成し、今後の広報活動にて展開していく予定です。