オールジャパンの取組
オールジャパンの取組
拉致被害者を救出し、拉致問題の解決を求めるオールジャパンでの取組が、行われています。ここでは、その一部を紹介します。
北朝鮮による拉致被害者の御家族は、愛する家族を取り戻すため、懸命な活動を続けています。
1997(平成9)年には拉致被害者の家族により「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)」が結成されるとともに、国民の間に、拉致被害者の家族を支援し、被害者の救出を求める運動が活発に展開されました。
政府に提出された1997(平成9)年4月12日から2019(令和元)年5月19日までの署名総数13,414,325筆の署名を、2019(令和元)年5月19日(日)の家族会、救う会、拉致議連等主催の「国民大集会」会場(砂防会館)で展示(ダンボール箱412箱)しました。
これまでに政府に提出された署名数は以下のとおりです。
2024(令和6)年11月末現在の署名件数 18,261,197筆
北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」における御家族のメッセージ
民間団体の特定失踪者問題調査会は拉致被害者を含む北朝鮮によって拉致された可能性を排除できない方に向けて北朝鮮向けラジオ番組「しおかぜ」を毎晩放送しています。
映画「めぐみ」(原題:Abduction :The Megumi Yokota Story)は、クリス・シェルダン&パティ・キム両監督により撮影され、2006(平成18)年に公開されました。
この映画は、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんを救出するため、ご両親の横田滋さん・早紀江さん御夫妻が懸命に活動する姿を収めたドキュメンタリー映画です。現在、世界各国で上映されています。
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地方公共団体においても拉致問題を啓発する特設ホームページが設けられたり、拉致問題に関する各種各様の啓発イベントが全国津々浦々の会場で催されています。
様々な音楽アーティストが拉致問題の一日も早い解決を願って楽曲を制作してくれています。そうした楽曲は多くのコンサートやライブで実際に披露され、多くの聴衆に拉致問題についての解決を訴えています。
拉致被害者の救出を求める国民運動は、ブルーリボンと青色を運動のシンボルにしています。
青色は、被害者の祖国日本と北朝鮮を隔てる「日本海の青」を、また、被害者と御家族を唯一結んでいる「青い空」をイメージしています。