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石破総理大臣は、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の御家族等と面会しました。(2月20日(木))
2月20日(木)、石破総理大臣は、総理官邸にて、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の御家族等と面会し、先般、同会及び「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)が決定した「今後の運動方針」の手交を受けました。
冒頭、石破総理大臣から「先日、有本明弘さんが御逝去になりました。誠に残念至極であります。心から哀悼の意を表する次第であります。御家族の皆様方にもお悔み申し上げたいと存じます。」、「先ほど運動方針を頂戴をいたしました。被害者の皆様の即時御帰国に向けた御家族、そしてまた救う会の皆様方の極めて切迫した思いを真摯に受け止める次第でございます。いまだに御帰国が実現していないことは、政府として極めて申し訳ないことであります。」、「安倍総理、そして前の小泉総理、そして菅総理、岸田総理、歴代政権が持ってまいりましたその思いを私も共有しながら、あらゆる手段をもってこの解決に尽くしてまいります。」、「何としても、この問題を解決するために、政府として力を尽くしてまいります。」との発言がありました。
これを受け、家族会の横田拓也代表から、「家族会・救う会は、2月16日に令和7年の運動方針を決定いたしました。全拉致被害者の即時一括帰国という要求の水準は変わりません。親世代の家族が存命のうちに拉致被害者との再会を果たせることをタイムリミットとしていることも変わりありません。それが叶わなければ、私達は対話から制裁強化圧力に軸足を移すと共に、日朝国交正常化に対して強く抗議することを改めてこの場でお伝えします。」との発言があり、横田早紀江氏から、「50年近くもこのために全国を行脚で活動をしてまいりました。一日も早く(拉致被害者が)日本の土を踏めるように、それだけを願って活動をしてまいりましたけれども、思うようにはまいりません。一日も早く日本の土が踏めますように、一日も早くこの(帰国する)喜びを与えていただけますようによろしくお願いいたします。」との発言がありました。また、救う会の西岡会長から、「私達が決めました今年のスローガンは『時間がない』という言葉を初めて使いました。」「私達は政府に2つのことを求めます。1つめは『親の世代が存命のうちに全拉致被害者の即時一括帰国を実現させて下さい』ということ、2つめは『北朝鮮に対して人道支援、独自制裁解除、国交正常化後の経済協力をするのであれば、その条件は全拉致被害者の即時一括帰国ですということを政府からも言っていただきたいと私達は求める』と2つの運動方針を決めました。」との発言がありました。

