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岸田総理大臣は、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の御家族等と面会しました。(3月4日(月))

 3月4日(月)、岸田総理大臣は、総理官邸にて、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)の御家族 等と面会し、先般、同会及び「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)が決定した 「今後の運動方針」の手交を受けました。
 冒頭、岸田総理大臣から「今こそ現状を大胆に変えるべく、総理大臣として私自身先頭に立ち、政府を挙げて全力で取り組んでまいります。その決意を、改めて申し上げさせて頂きたいと存じます。」、「今回の運動方針に盛り込まれた新しいメッセージにつきましても、重く受け止めるところであります。私自身、皆様方の切実なる思いをしっかり受け止めさせていただき、改めて強い覚悟を新たにしているところであります。その思いで全力で取り組んでまいります。」との発言がありました。
 これを受け、家族会の横田拓也代表から、「2月25日に家族会・救う会は今年度の新しい運動方針を決定しました。「親の世代が存命のうちに、全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援を行うことと我が国がかけている独自制裁を解除することに反対しない」というものです。対話局面に大きく舵をきった方針であり、極めて重い決定をしたと考えています。」との発言があり、横田早紀江氏から、「お互いが平和に豊かな思いで温かい交流ができる国家になりませんか、という私達の願いをお伝え願いたいと思います。一日でも早く日本の土を踏ませてあげたく、よろしくお願い致します。」との発言がありました。また、救う会の西岡会長から、「岸田総理が先頭に立って取り組んでいくとおっしゃったお言葉を信じています。ぜひよろしくお願い致します。」との発言がありました。