拉致問題に関する中学生サミットを開催しました。
8月10日(木)、若年層に対する拉致問題の広報・啓発を強化する取組の一環として、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、拉致問題に関する中学生サミットを開催しました。
当日は、台風の影響により一部やむなく欠席された方もいたものの、全国の都道府県及び政令指定都市教育委員会から推薦された約60名の中学生が東京に集まり、拉致問題について学び、拉致問題を同世代、家族、地域の人に自分事として考えてもらうためにはどうしたらよいか、グループ協議、全体交流などの活動を通して議論を行いました。
まず、松野博一 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣からの開会の挨拶に続き、横田拓也 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表から講話をいただきました。
その後、メッセージを効果的に伝えるためにはどのような動画広告が良いか等についてのガイダンスを受けた後、17グループに分かれてグループ協議を行いました。グループ協議では、拉致問題を、動画広告劇を通じて同世代、家族、地域の人に伝えるためにはどのようなメッセージが効果的かについて活発に議論し、グループごとに作成した絵コンテに基づいた動画広告劇をそれぞれ発表し、拉致問題への理解を深めました。
今後、参加した中学生が、自ら拉致問題を主体的に考え、拉致問題の啓発に係る取組を支えるリーダーになるとともに、全国各地での多様な取組が一層促進されることが期待されます。
2023年12月16日(土)の政府主催 拉致問題に関するシンポジウムにおいて、本サミットの活動報告を行うとともに、中学生が発表したアイデアを基に制作した広報動画を上映しました。公開した動画はこちらからご覧いただけます。
メイキング動画
30秒CM