拉致問題に係る若者との車座対話を開催しました。
令和4年12月10日(土)、東京・内幸町のイイノホール&カンファレンス6階ルーフギャラリーにて、拉致問題に係る若者との車座対話を開催しました。
本対話は、松野内閣官房長官兼拉致問題担当大臣が、授業実践事業の一環として政府主催国際シンポジウムに参加する香川大学の学生18名から、若年層に対する拉致問題の啓発等について、率直な意見を聴取するため、意見交換を行ったものです。
冒頭、松野内閣官房長官兼拉致問題担当大臣より挨拶を行い、「拉致問題は歴史上の問題ではなく、今も救出を待っている人がいる時間的制約のある人道問題であり、決して風化させてはなりません。特に、これまで拉致問題について触れる機会の少なかった若い世代への啓発が重要な課題となっています。本日は香川大学で教師を目指して勉強されている皆さんのお話を伺う機会を頂けるということで、大変楽しみにしています。」という旨を述べました。
続いて、香川大学の学生から、拉致問題について児童生徒に伝えたいこと、実際に指導案を作成し授業を実施して感じた課題、拉致問題について勉強を始める前にどのような意識を持っていたのか、実践授業を始めてその意識がどのように変化していったか等について活発な発言があり、松野大臣との間で率直な意見交換を行いました。
最後に、松野大臣から、学生が授業実践事業に真摯に取り組んだことに謝意を伝達するとともに、若年層に対する拉致問題の啓発活動の意義や重要性につき改めて強調し、参加者を激励しました。