北朝鮮による拉致被害者御家族とラーム・エマニュエル駐日米国大使との面会

 3月14日、午前10時30分から1時間、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)の横田拓也代表を始めとする拉致被害者御家族並びに北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)の西岡力会長が、ラーム・エマニュエル駐日米国大使と在京米国大使館において面会を行いました。この面会には、日本政府から、松野博一内閣官房長官兼拉致問題担当大臣、石川正一郎内閣官房拉致問題対策本部事務局長、船越健裕外務省アジア大洋州局長他が出席しました。

 拉致被害者御家族からは、駐日大使として赴任して早々に面会の時間をとっていただき感謝する、拉致被害者はもちろん、被害者家族も高齢化が進み、残された時間が限られている中、全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現のため、引き続き米国の支援と協力をお願いしたい旨述べました。
 また、松野大臣からは、拉致問題は一刻の猶予もないという思いを共有いただき、全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向け、引き続き御協力をお願いしたい旨、御家族の思いをバイデン米国大統領に伝えていただきたい旨述べました。

 エマニュエル大使は、拉致被害者御家族の発言をじっくりと聞かれるとともに、拉致問題の即時解決に向けて、米国としても引き続き協力していきたい旨述べました。

 

(写真提供:在京米国大使館)