- トップページ>
- ニュース>
- 6月29日(火)、日本、米国、豪州政府及びEUの共催で、拉致問題に関する国連シンポジウムをオンラインで開催しました。
6月29日(火)、日本、米国、豪州政府及びEUの共催で、拉致問題に関する国連シンポジウムをオンラインで開催しました。
令和3年6月29日(火)、日本、米国、豪州政府及びEUは、国連のサイドイベントとして、国連加盟各国代表部等、約40の国と機関の参加を得て、「グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携」をテーマにオンライン・シンポジウムを開催しました。
本シンポジウムでは、拉致問題の実態とご家族の苦悩について、日本及び諸外国の被害者ご家族の方々の「生の声」に耳を傾けるとともに、内外の北朝鮮専門家に、拉致問題解決の方途について議論いただきました。
加藤内閣官房長官兼拉致問題担当大臣は基調講演において、拉致被害者御本人も御家族も御高齢となっている、もはや一刻の猶予もない、拉致問題は我が国自身が主体的に取り組むべき問題、北朝鮮には勤勉な労働力と豊富な資源があり、日本と北朝鮮で一緒に明るい未来を描いていきたい、そのためにも、我が国としては、2002年9月の日朝平壌宣言に基づき、相互不信の殻を破り、北朝鮮の核・ミサイルの問題、そして何よりも重要な拉致問題を解決し、不幸な過去を清算し、北朝鮮との国交正常化を目指していく。引き続き、北朝鮮に対して、直接働きかけを行っていく、日米、日豪、日EU、G7等国際的な連携も重要、拉致問題は菅内閣の最重要課題、拉致問題の解決と日朝間の実りある関係の樹立に向けて、菅総理自ら先頭に立って行動していく決意である旨を発言しました。
<シンポジウム・プログラム>
1.開会の辞 石兼公博 特命全権大使・国連日本政府常駐代表
2.基調発言 加藤勝信 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣
3.共催国代表挨拶
(1)リンダ・トマス・グリーンフィールド特命全権大使・国連米国政府代表(常駐代表)
(2)ミッチェ・フィフィールド 特命全権大使・国連オーストラリア政府常駐代表
(3)オラフ・スコーグ 国連EU常駐代表
4.拉致議連代表挨拶 古屋圭司 北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出する為に行動する議員連盟会長
5.被害者御家族からの「生の声」の訴え
(1)横田拓也氏 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長
(2)飯塚耕一郎氏 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局次長
(3)植村照光氏・光子氏 特定失踪者家族会副会長・同氏夫人
(4)ジェームズ・スネドン氏(デービッド・スネドン氏 兄)
(5)ガブリエル・ブンベア氏(ドイナ・ブンベア氏 弟)
(6)バンジョン・パンチョイ氏(アノーチャ・パンチョイ氏 甥)
6.パネル・ディスカッション
[モデレーター]
星野俊也大阪大学大学院教授
[パネリスト]
平岩俊司 南山大学教授
フランク・ジャヌージ モーリーンアンドマイク・マンスフィールド財団理事長・最高経営責任者
イ・ジョンフン 延世大学教授、前韓国外交部北朝鮮人権国際協力大使
7.閉会の辞 加藤勝信 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣