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「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」―北朝鮮の人権問題・拉致問題とラジオ放送の役割―を開催しました。

 平成26年12月13日(土)、新宿明治安田生命ホールにて、政府主催「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」―北朝鮮の人権問題・拉致問題とラジオ放送の役割―を開催しました。

 日米韓の主要な対北朝鮮ラジオ放送局が一堂に集まり、それぞれの活動状況について紹介するとともに、今後の対北朝鮮ラジオ放送のあり方や、拉致問題・北朝鮮人権問題における対北朝鮮ラジオ放送の役割等について話し合いました。冒頭、山谷拉致問題担当大臣は、本年の拉致問題を含む北朝鮮の人権問題に関する動きを紹介しつつ、拉致問題解決のため、日米韓の対北朝鮮ラジオ放送局のさらなる連携が求められるとともに、引き続き、北朝鮮側にすべての拉致被害者の即時帰国を強く求めていく旨述べました。

 また、本シンポジウムは、生放送として北朝鮮に向けライヴ送信され、拉致被害者及び北朝鮮による拉致の可能性を排除できない方々(いわゆる「特定失踪者」)の御家族らが、北朝鮮にいる拉致被害者や北朝鮮当局に対するメッセージを述べました。

司会:片山拉致問題対策本部事務局内閣審議官
登壇者:拉致問題対策本部事務局「ふるさとの風」:實生(みばえ)政策企画室長     
    特定失踪者問題調査会「しおかぜ」:村尾専務理事     
    自由アジア放送(RFA)(米国):パク・チョンウ記者     
    米国の声(VOA)(米国):イ・ドンヒョク韓国語サービス局長     
    自由北韓放送(韓国):キム・ソンミン代表     
    北韓改革放送(韓国):キム・スンチョル代表     
    開かれた北韓放送(韓国):カン・シンサム代表     
    自由朝鮮放送(韓国):イ・グァンベク代表     
    東北亜放送研究会:パク・セギョン理事長
公開収録において発言された御家族の方々:
    飯塚繁雄 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)代表
    (拉致被害者田口八重子さんの兄)
    有本明弘 家族会副代表(拉致被害者有本恵子さんの父)
    斎藤文代氏(拉致被害者松木薫さんの姉)
    松本孟氏(拉致被害者松本京子さんの兄)
    藤田隆司氏(「特定失踪者」藤田進さんの弟)
    森本美砂氏(「特定失踪者」山本美保さんの妹)

  
             
                 (山谷大臣挨拶)

         
                (各放送局による発表)

         
             (御家族によるメッセージの公開収録)