平成26年12月8日、渋谷区のBunkamuraオーチャードホールにて、「ふるさとの風」コンサートを開催しました。
このコンサートは、拉致問題を含む北朝鮮の人権問題への国民の皆様の関心を喚起し、オールジャパンとして拉致問題解決に取り組むとの姿勢を内外、そして北朝鮮に対して示すため、政府拉致問題対策本部及び法務省が主催しました。(後援:文部科学省)
山谷えり子拉致問題担当大臣、飯塚繁雄北朝鮮による拉致被害者家族連合会代表、俳優津川雅彦総合プロデューサーの挨拶に続き、国歌斉唱の後、コンサートが開幕されました。
総合司会の宇崎竜童、阿木燿子が進行する中、第1部では、“星に願いを”皮切りに、コーラス、演奏、吹奏楽などバラエティに富んだ出演者が、拉致された方々が一日でも早く帰国されるようにと祈りを込めて楽曲を披露しました。
第2部では、森昌子、日野皓正、サプライズゲストの泉谷しげるによるオンステージが繰り広げられ、願いはひとつに力強いステージでした。
開幕冒頭に総合司会の阿木燿子が話された「大きな願いを持つことによって、一人一人の小さな願いも叶っていく・・・」という言葉を受け、拉致された被害者の方々の一刻も早い帰国を願い、その実現に向けて、出演者、来場者の心がひとつになったコンサートでした。
ロビーにて拉致被害者横田めぐみさんの写真展示も行われました。(提供・協力:横田めぐみさんご家族支援の会あさがおの会)
また、このコンサートの模様は、北朝鮮に向けてラジオの生放送を行ったほか、各地方自治体のご協力により、全国16ヶ所の会場でパブリックビューイングが開催されたほか、インターネットでも同時配信されました。
宇崎竜童・阿木燿子
津川雅彦